パパから見たママの乳腺炎のつらさ~症状や治し方の実体験をママに代わってまとめます~

「授乳がこんなに辛いものだとは思わなかった」というママも多いのではないでしょうか。授乳トラブルでも常に上位に来る乳腺炎。理系パパの奥さんも相当苦しめられましたが、様々な方法で乗り切ることができました。我が家の乳腺炎の治し方とは・・・・・

こんにちは、理系パパです。

我が家の第2子・オウジが生まれたあとの日記でたまに書いていますが、ママは第1子のヒメの時とは比べ物にならないくらい乳腺炎で苦しめられました。

毎日のように襲ってくる様々な辛い症状の中で、どうやったらよくなるのか、防げるのかを夫婦で日々頭を悩ませ、理系パパも男性ながらいろいろと乳腺炎について調べました。

様々な方法を試した結果、無事、オウジが生後半年を過ぎた頃から乳腺炎は治まり、とりあえずその悩みからは解放されました。でも、いつまた来るのかという恐怖感は残っていて、ママは毎日のケアを欠かしていません。

今回は、我が家が苦しめられた授乳中の乳腺炎についての体験談です。おっぱいの悩みをパパが書くのは気が引けるのですが、ブログをやってないママに代わって理系の知識も織り交ぜながらまとめたいと思います。

ちなみに、乳腺炎の症状といっても当然個人差があって、その解決法も人それぞれだと思います。今回のお話も、あるママの1例として参考にしてください。

 

 

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1 乳腺炎の症状と苦しみ-うちのママの体験談-

上の子・ヒメの時もそれなりに苦しめられた乳腺炎。残念ながら下の子・オウジでは輪をかけてひどかったです。

 

 

産後すぐ襲ってくる乳腺炎

まず、オウジの出産のわずか10日後に早速1回目の乳腺炎を発症。38.5℃まで熱が上がり、病院で解熱剤と抗生物質をもらい、助産院でマッサージを受けてきました。

その後も3週連続で発症するという激しさ・・・パパママ育休で理系パパがずっと家にいたので助かりましたが、ママは母体がまだ回復していない時期に高熱で苦しめられ、散々な状態でした。

 

 

なかなか治らない乳腺炎

そのあとは1~2ヶ月静かでしたが、オウジが生後3~4ヶ月の頃、再び乳腺炎がママに襲いかかります。今思えば、生後3~4ヶ月のこの時期が一番症状がきつい状態でした。症状は発熱という全身症状ではありませんでしたが、おっぱいがほぼ常にガチガチゴリゴリの岩のようになり、熱く、赤くなって、白斑もできて、とても痛むようでした。

高熱にうなされることはないので、育児ができなくなるようなひどいことにはならないのですが、飲ませてもマッサージしてもなかなか治らない痛みに24時間苦しめられるのは相当なストレスだったとのことです。

 

 

乳腺炎の本当の苦しみ

育児中のママを襲う乳腺炎。上にも書いたとおり、その辛さには様々な面がありますが、うちのママの例をまとめました。

・痛み
とにかくおっぱいが張って痛い。1か所だけでなく、何か所にもしこりがひろがっていく。赤ちゃんに飲ませるのも痛くて、毎回の授乳が気が重くなる。

・発熱
小さい赤ちゃんの育児にヘトヘトになっているところに、急な悪寒・発熱が襲いかかる。葛根湯や消炎鎮痛薬を飲んでも、半日くらいは動けないほど。

・お金がかかる
つまるたびに助産院に通ってしこりを解消してきたり、発熱したらクリニックを受診する必要があったり。長引いて繰り返す乳腺炎は地味にお金がかかり、家計へのダメージが大きいうちでは、本当にひどいときは4日連続でマッサージに通い、それだけで1万円を超えてしまう

・精神的に病んでいく
ずーーっと続く痛みとしこり、それでも定期的に授乳させなければいけないときの吸われる痛み、解消されたとしてもいつしこりができてしまうのかという心配、そして案の定すぐにしこりができてしまった時の悲しみ・・・とにかく24時間おっぱいのことばかり考えてしまい、その中でも育児を休むことはできず、ママにはものすごいストレスがかかる。何か気分転換でもしないと本当に精神的に危なくなっていく

 

以上がうちのママの主な症状ですが、理系パパから見て本当の苦しみは精神面のように思えます

24時間、おっぱいの問題から逃げられない

これが本当につらそうで、代わってあげることもできず、はがゆい思いがしました。

 

 

2 乳腺炎のメカニズムと原因

そもそも乳腺炎といってもいろいろありますが、授乳中のママがなるのが「急性うっ帯性乳腺炎」「急性化膿性乳腺炎」です。

急性うっ帯性乳腺炎は、まさに母乳が乳管に詰まって乳腺が炎症を起こすものです。また、その状態が悪化した場合や、赤ちゃんが吸う事で乳頭に微細な亀裂が入り、黄色ブドウ球菌などの細菌感染を引き起こしてしまうと、急性化膿性乳腺炎となります。そうなると高熱などの全身症状となってしまいます。

母乳が詰まる原因は、

①赤ちゃんへの授乳量とママの母乳生産量のバランスが合っていない

②乳管の開きが足りず詰まりやすい

③ママの水分不足などにより血液が濃くなって詰まりやすい

などが挙げられます。

 

 

3 乳腺炎の対処法-うちのママの体験談-

毎日毎日続いた乳腺炎。もちろん、過ぎ去るのをただ苦しみながら待っていたわけではなくて、いろいろな治し方を試しました。治し方は人それぞれだと思いますが、我が家で実践したやり方と、その効果についてまとめてみます。

 

 

ウィメンズクリニックに通う【発熱時】

発熱という全身症状が出た時は、細菌感染が強く疑われるため病院に行くしかありません。

メカニズムで説明したとおり、黄色ブドウ球菌などの細菌感染によって乳腺炎は引き起こされます。病院で細菌を殺す抗生剤と、血液の巡りを良くする葛根湯、それから急性の炎症を抑えるためのカロナールなどのお薬が処方されます。お薬を飲めば割と速やかにママの症状はよくなって行きました。授乳中なのでできるだけ薬の服用は避けたいところですが、必要最低限の投薬は避けられません。

クリニック:オススメ度 ★★★★☆

 

 

助産院でのマッサージ

私も育児をするまで知らなかったのですが、産後のママのケアを専門に行っている助産院もあるんですね。そして、おっぱいマッサージのやり方も、●●式という流派が何種類かあるそうです。うちのママは、ゴリゴリに固まって痛みが強い時は、病院ではなくて助産院に通っていました。

「神の手」でマッサージしてもらうことで、詰まりや白斑がとれて、岩のように固まったおっぱいがフニフニにもどっていたようです。

ただ、マッサージ直後は快適に過ごせるものの、ママが一番ひどいときはマッサージ後半日もすればまた症状が戻ってきていました。

助産院にもよりますが、1回のマッサージで3千円~6千円ほどかかることもあるので、毎日行くような羽目になってしまうと、家計に大ダメージです。

助産院マッサージ:オススメ度 ★★★★☆

 

 

保冷剤で冷やす

とりあえず、乳腺炎の痛みや熱感が出たら手軽に行えるのがこれです。要は局所的に炎症が起きている状態なので、けがをしたときにすぐに冷やすのと同じ意味で、すぐに冷やします。やり方はいたって簡単で、冷凍庫から小さめの保冷剤を取り出して、ハンカチやガーゼで包んで胸に挟むだけです。

これで炎症を抑えることはさすがに難しいですが、それでも悪化予防にはある程度効果があったのかもしれません。効果の度合いは低いかもしれませんが、とにかく手軽にできるのがメリットです。

保冷剤:オススメ度 ★★☆☆☆

 

 

お灸をすえる

何をやってもなかなか改善しない乳腺炎に対して、藁をもすがる思いでやってみたのがお灸です。理系パパ、実は四十肩に苦しんだ時期があって、お灸と磁気治療器でよくなった経験があったので、乳腺炎にも効かないかと調べてみました。

「乳腺炎 お灸 ツボ」で検索すると、やっぱりお灸も効果があるようで、いろいろなサイトが出てきます。これで少しでも良くなればと思って、理系パパはママにお灸を初体験させました!

具体的なツボの場所は、

・三陰交(さんいんこう)→ふくらはぎの内側
・天宗(てんそう)→肩甲骨の真ん中あたり
・肩井(けんせい)→肩の一番上、リュックでひもがかかる場所

の3つのツボに1日1回、1週間ほど続けてみました。

結果は・・・・残念ながら効果はほとんど感じられなかったようです。お灸と言ってもドラッグストアで販売されている有名メーカーのものを使うので、やけどをすることはないのですが、それでもただ熱い思いをさせただけで終わってしまいました。

ママにとっては、何も悪いことしていないのにお灸をすえられてしまいました・・

お灸:オススメ度 ★☆☆☆☆

 

 

たんぽぽ茶・ハーブティーを飲む

育児中のママならよく知っているたんぽぽ茶や授乳期のハーブティー。うちは乳腺炎になるまで購入したことはありませんでした。口コミでは乳腺炎があっという間に良くなったといったというような聞こえの良い評価が多いですし、実際にママ友が何人か利用していたため、うちでも2種類ほど購入して試してみました。

その結果は・・・残念ながらうちではそのような即効性のある効果は出ませんでした。1,2週間経っても良くなる気配はなく「たんぽぽ茶・ハーブティを飲んだから治った」とまでは言えません。まぁ、医薬品ではないので当たり前といえば当たり前です。(「効く」と言うには医薬品である必要があります。)

ただ、繰り返す乳腺炎が、次の項目の方法で治り始めてからは効果アリでした。普段飲んでいるお茶と置き換えて毎日毎日飲み続けることで、乳腺炎を発症する回数や発症したときの重さが目に見えて減ってきました

つまり、たんぽぽ茶・ハーブティは「すでに発症している乳腺炎を治す」というわけではなく「ある程度治ってから、良い状態をキープしてくれる」という効果がありました

にお茶として利用するだけなので面倒臭いこともなく、気軽に続けることができます。ただ、ハーブ系の味の好みは人それぞれで、例えばミントが気になって常用できないというママもいるかもしれません。幸い、うちのママは問題なく続ける事ができています。

たんぽぽ茶:オススメ度 ★★★★☆

うちのママ愛用はAMOMAミルクスルーブレンド。育児ママは1度は聞いたことがあると思います。つまり対策のための6種類のオーガニックハーブが使われています。

ハーブティだけあってミント感があり、これが気になる方もいるかもしれませんが、うちのママは問題なくお茶と置き換えて飲み続けることができました。

AMOMAは他にも数多くのハーブティ、マタニティオイルやたんぽぽコーヒーなどを専門に扱っていて、「たまごクラブ」や「VERY」などの雑誌にも掲載されています。ちなみに定期便は送料無料です。もしカラダに合わなくてもいつでも解約できるので、まずは1月試してみる価値はあると思います。

 ちなみに、AMOMAのハーブティで母乳の量を増やしたい方はこちらAMOMA

もうひとつ、たんぽぽ茶はティーライフのものを愛用。たんぽぽ茶はビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富なだけでなく、母乳のつまり対策も期待できます。ハーブティよりも味が優しく飲みやすいので、こちらの方が続けやすいかもしれません。

たんぽぽ茶

 

 

ゴボウシ(漢方)を煎じて飲む

我が家の最もオススメの方法。我が家では確実に「これで乳腺炎が治った」と言える方法。それがゴボウシです。ゴボウシは牛蒡子と書きますが、何かと言うと、食卓にも上がるごぼうの種のことです。医療用医薬品(漢方薬)なので、薬局やネット通販で入手可能です。(薬局の場合は取り寄せてもらう必要があると思います。)

主な薬効は、
・のどの痛み、咳、痰、発熱
・湿疹や皮膚疾患
・血糖降下作用
・血管拡張作用
・利尿作用
・便通改善
・子宮収縮
・抗炎症作用
と、けっこう広い範囲をカバーするお薬です。調合漢方薬としても用いられています。

この薬のテクスチャーは、まさに種そのもの!草むらに埋めればごぼうができるんじゃないかというくらい、単なる種の形をしていて、5ミリくらいの黒いツブが袋にぎっしりつまっています。

これを1回10g~20g程度、600mlの水でお鍋で30分煮詰めたものを1日3回に分けて服用します。ただ、オススメはしたいのですが、ネックなのが味。茶色く濁った液体は、お茶とは言い難い痛烈なにがみが口中に広がる最悪の味なのです(笑)理系パパも飲みましたが、はっきり言ってものすごくマズいです・・・

それでも、乳腺炎で精神的にも弱っていたママは何でも試そうということで数日続けました。すると、まさに良薬は口に苦しでしょうか、症状が劇的に軽くなってきました。ゴボウシだけで白斑までは取れませんでしたが、助産院マッサージと合わせて2週間ほどで症状が完全になくなりました

結局、ママは合計で1ヶ月ほど飲み続けてゴボウシを卒業しました。最後は抹茶を飲むくらい、苦味にもなれてしまったということです(笑)そして、並行してたんぽぽ茶・ハーブティも再開していたので、そのおかげで良い状態をキープすることができました。

すごくオススメしたいのですが、味だけはどのメーカーのゴボウシも超絶ニガイのであしからず。

ゴボウシ:オススメ度 ★★★★★

入れ方はこちらの記事→うちのママの乳腺炎を救ったゴボウシ(牛蒡子)とは?入れ方も解説します

 

赤ちゃんに何としてでも飲んでもらう

 

なんだかんだいって、本当は赤ちゃんに飲んでもらうのが一番良いことに変わりはありません。乳腺炎の一番の原因は需給バランスなので、張ってきたなと思ったらたくさん飲んでもらいましょう。

ただ、やっぱり授乳のタイミングとおっぱい生産のタイミングがずれることもありますし、飲む「角度」によって部分的になかなかつまりがとれない乳腺があると思います。うちのママも四つん這いなどかなりアクロバティックに授乳していましたが、なかなか根本解決できませんでした。

とにかく授乳:オススメ度 ★★★☆☆(赤ちゃん次第)

 

 

4 乳腺炎と食べ物

 

たまに、乳製品、脂っこいもの、栗、パン(小麦)、餅などを食べるとおっぱいが詰まりやすいという話しを聞きます。実はうちのママも、こうした「おっぱいが詰まる食べ物」の話しを聞きつけ、神経質なまでに除去していました。逆にそれがストレスにもなっていました。果たしてこれは正しいことでしょうか?

実は、国内でも地域ごとで言い伝えのように継承されている面もあって、例えば餅については「母乳の出が良くなる」という地域と「詰まる」という地域があり、全く逆になっています。

実はこれらの話、ほとんどが都市伝説なのです・・・。理系パパ的に言わせてもらうと、粘り気のあるデンプンは最終的にブドウ糖まで分解されて吸収されますし、脂肪分はミセルという細かい粒子になってリンパ管で運ばれます。乳成分に含まれるカゼイン等のたんぱく質も、結局はアミノ酸という細かい粒子まで分解されてから血液に吸収されます。

母乳は血液から生産されます。脂分を取りすぎたからといって、消化で分解された油分が母乳に浮くことはないですし、もち米のネバネバが母乳に移行することはないのです。

ただ1つ、食べ物で注意すべき点は「カロリーの摂りすぎ」です。母乳生産は摂取カロリーによりますので、暴飲暴食を続けるとどんどん生産されてしまい、需給バランスが崩れれば乳腺炎を発症してしまいます。

お医者さんが書いた良い記事がヨミドクター(読売新聞)にありましたので、参考に引用させていただきます。

<母乳をめぐる都市伝説>

おっぱいが詰まるかどうかは乳汁の産生量と出ていく量のバランスであり、母親が摂取した食材によって母乳中の脂の粒の大きさが変わるということはないため、理論的にもありえません。「コラーゲンを経口摂取すれば肌がつるつるになる」と同質の都市伝説と言えます。

2012年8月15日 宋美玄のママライフ実況中継 ヨミドクター(読売新聞)より抜粋

 

 

5 まとめ

 

うちは、幸いママのおっぱいが出ないという問題はなく、完全母乳育児で育てています。しかし、乳腺炎という問題にとても苦しめられました。

需要供給バランスがわずかにずれるだけでおっぱいが痛み出す。授乳とはそれだけ難しい、平均台をわたるような作業だということを、子どもが生まれて初めて気付かされました。そしてそれはママも同じです。授乳という行為の知識はもっともっと広く世間に広めるべきだと思います。

乳腺炎の治し方は、様々なブログでも書かれているとおり色々ありますし、ママのカラダに合う方法も合わない方法もあります。

あくまで我が家の一例で言えば、うちのママに効果があったのは、

①ゴボウシ(漢方) で症状を改善し、

②たんぽぽ茶・ハーブティ で良い状態をキープし続ける

というものです。

特にゴボウシは、味は強烈ですが医薬品だけあって効きました。飲めるかどうかわかりませんがオススメします。

たんぽぽ茶やハーブティは、うちのママは普段のお茶をこれに置き換えています。カラダに合う合わないや、味の好みは人それぞれだと思いますが、理系パパとしてはオススメできます。

うちの愛用はAMOMAのミルクスルーブレンドと、ティーライフのたんぽぽ茶です。AMOMAは母乳量確保のためのハーブティなど、商品が多彩です。

アモーマ、知っているママも多いと思います。

たんぽぽ茶
たんぽぽ茶はビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富なだけでなく、母乳のつまり対策も期待できます。

あと、いちばん基本的な事ですが、授乳中のママはこまめな水分摂取も心がけましょう。母乳の生産で水分が必要になるだけでなく、水分不足で血液が濃くなると母乳の流れも悪くなります。スポーツドリンクはカロリーが気になりますので、白湯やたんぽぽ茶等でしっかり補給してください。

子育てに正解はありません。

乳腺炎に悩んでいるママは我が家の例も参考にしながら、いろいろな方法を試してみてください。早くカラダに合う方法が見つかって症状が軽快することを祈っています!

 

以上、今回は乳腺炎の辛さや治し方の体験談について、パパの視点でまとめてみました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考:幼児期に大切な非認知能力を気軽にお家で伸ばすには

母なるおめぐ実

 

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