育休が長いほど仕事への意欲が高まる?男性も育休を取得すべき理由

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「男性の育休取得率の向上」永遠のテーマと言っていいくらい難しい問題ですが、これに関連して面白い調査結果の記事がありました。育休を取得した期間が長いほど、育休明けには会社の仕事に尽くしたいという意識が上がるそうです。会社の生産性の向上にもつながるかもしれない興味深い調査結果についてご紹介します。

こんにちは、理系パパです。

11月7日付の毎日新聞の記事に、「育休を長く取ると、仕事への意欲も高まる」という厚労省の仕事と育児の両立に関する調査結果の記事がありました。

私、理系パパはこのブログでも書いているとおり、オウジ(第2子)が生まれた後、10カ月間の育休を取得しています(理系パパ育休を取得!男性の育休取得率アップに向けた課題)。ママも取得しているので、パパ・ママ両方が仕事から離れて育児に専念した生活を送っています。

保育制度も少しずつ改善されていて、今では第1子のヒメを保育園に預けたままでパパママの両方が育休を取ることができるので、その仕組みを最大限活かして本当にオウジの育児にしっかり取り組むことができています。おそらく、育児を終えて一段落された方々からすると隔世の感があると思います。それこそ、人によっては「楽なことしてんじゃねーよ」と思われる方もいるかもしれませんね(汗)。

さて、毎日新聞の記事に戻りますが、このように育休生活を送っている私にとってとても興味深い記事でしたので、ざっくり要点をご紹介したいと思います。(記事を要約、視覚化してあります)

 

 

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1 仕事と育児の両立に関する調査結果

 

調査は、1~3歳の一番下の子を持つ20~40代の男女約3千人と、回答のあった企業635社に対して9~10月に行われたもの。

①育休を取ったことのある正社員の割合  

②育休をとったことのある男性社員が一人もいない企業の割合 9割近く

③育児参加を促す取組みを特に実施していない企業 85%

④性別によって仕事と育児の両立支援の必要性を感じるかどうか

⑤育休期間ごとの「会社に仕事で応えたいと思うようになった」男性社員の割合

⑥育休期間ごとの「会社への帰属意識が高まった」男性社員の割合

 

 

2 調査結果について理系パパが思うこと

 

調査結果についてちょっと個人的な意見を。

 

育休取得率

 

①②は、まぁ想像通りだと思います。男性で育休を取得している人はごくごくわずかなのが現状です。もう1つ言わせてもらうと、育休取得のという実績だけを作りたかった社員も少なからずいるのではないでしょうか。腰を据えて育児に取り組むことができる期間である3ヶ月以上の育休を取得した人の割合は、男性育休取得者の中でも6%という調査結果もあるようです。なので、この4.2%という数字もそのまま鵜呑みにできるものではないと思っています。

 

 

企業の支援

 

③④、現状ではしょうがないことかもしれません。男性社員が育休によって現場から消えてしまうことは、会社にとっては不都合なこと以外の何物でもない事だと思います。

このように、男性の育児には特に何も関心を示さない(育児=女性の仕事)という「空気感」そのものを変えることは、並大抵のことではありません。私は育休が取りやすいと思われる会社で働いていますが、それでも異端児感がハンパないです。

人口減少を食い止めることが日本にとって本当に重要な課題なのであれば、今の時点でみんながある程度の負担をしながら対応していかないと解決できません。ただ、人口減少によるほころびは「遠い将来」やってくることなので実感が薄く、どうしても動きたくない、対策したくないのが現状なのでしょう。地球環境破壊や地球温暖化への対策と似ているような気がします。

会社組織、そこにいる個人みんなの意識を変えていくには、それこそ日本全体の空気感を変える必要があるので、20年以上かかるのではないかと私は思います。いくら政府が頑張って対策を練っても、企業(というか日本そのもの)に根付いた文化は簡単には変わらないでしょう。いつになったら産みにくい育てにくい社会が変わっていくのか、心配です。

そんな中、理系パパは微力ながら現代の企化に逆らって育休をとりました。パパママ育休といっても、決して育児が楽になるわけではありません。毎日疲れます。これを1人でこなす事自体がブラックであり、「昔はみんなやっていた」と一蹴するのではなくて、将来のためにみんなで考えていけばいいのになと思います。

あと1つ気になったのは、女性社員の育児と仕事の両立について特に支援する必要はないと考えている企業が、上のグラフの通り2割もあるということです。「産みたければ産めばいいけど会社に迷惑かけないでね」ということでしょうか。これが現実なんですね・・・。

 

 

育休期間と仕事の意欲の関係

 

⑤⑥の調査はとても面白いと思いました。今まで、育休を取得する期間と会社に対する考え方についてリンクさせたことがなかったからです。「意欲」とか「意識」とか、かなりフワフワしたものを聞いているので結果通り見ていいのか微妙ですが、にしてもかなりの差がでていますね。

私自身はどう思っているか。確かに、私の場合は会社の仕事から離れて育児に取り組ませてもらっている、よく言えば、「育児がんばってこい」と背中を押してもらったので、「育児が一段落したらこの恩のためにも仕事がんばろう」という気持ちがあります。

また、外から自分の会社の事を見ているので、これはこれで新鮮な感じがして、「帰属意識」という意味でも高まったといえばその通りです。

長い育休明けの男性社員が、企業のために高いモチベーションで仕事に取り組むことができるなら、そしてそれを実証することができるなら、もっともっと男性の育休取得率が上がっていくのでしょうね。

 

 

3 まとめ

 

男性の育休取得率を上げようという話自体は何年も前から聞かれます。保育制度などは(まだまだ問題があるにしろ)少しずつ良くなってきている中で、男性の育休取得はなかなか進みません。育児=女性の仕事といった、育児に対する「文化」を壊すには相当な時間がかかると思いますが、みんなで少しずつ世の中を変えていきたいですね。

今回は仕事と育児の両立の記事についてでした。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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