前回の記事でも書きましたが、私の長女・ヒメが誕生してすぐの頃は、ママの実家での子育てとなりました。出産直後の育児はママにとって大きな負担ですし、両親のサポートが受けられるため、このスタイルの育児をされる方も多いのではないでしょうか。
私の場合、ママの実家は、職場すぐ近くの自宅から車で40~50分ほど離れている場所でした。私は仕事後にママの実家に車で駆け付けて一緒に過ごし、日をまたぐ頃に自宅に戻る、という生活になりました。(土日はママの実家に泊まります)
今回は、このような生活の中でパパができた育児について振り返ってみます。
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新生児の頃にパパができる育児
「生まれたばかりのころはパパは何も手が出せないから、することがない」
こういう意見を聞くこともあります。しかし個人的にはそうは思いません。基本的に、おっぱいによる授乳以外は全部できるのではないでしょうか。私は主に、
・搾乳した母乳を哺乳瓶で与える、ゲップを出させる
・お風呂に入れる(新生児の頃は洗面所で入れていました)
・おむつを替える
・ママ授乳後に寝かしつける
という作業を担当しました。
ママにしかできないということは決してありません。おむつだって慣れれば簡単に替えることができますし、お風呂はパパの大きな手で支えながら安全に入れることができます。特に寝かしつけは、寝かせよう寝かせようと焦るママよりもゆったりどっしり構えて寝かすことができるのではないでしょうか。
24時間一緒に過ごすママと違い、私は土日を除けば19時~24時の5時間しか一緒にいることができません。私はせめてその時間だけは、ほとんどの育児をやろうと思い、がんばってやっていました。
特に2カ月の頃は、ママが肉体的にも精神的にも限界になっていたので、私がいる間だけは育児から離れてもらったりしました。
パパもママも、一人目の育児は当然ド素人ですが、おむつの替え方もお風呂の入れ方も二人で一緒に成長していけば、その後の育児で何かあってもいつでもタッチできます。
ママの愚痴を聞いてあげること
育児については、生まれたばかりの子どもがカワイイので率先して参加できました。しかし、ママの愚痴を聞いてあげることは、私はあまりしてこなかったなぁと後悔しています。
日々のストレスをなかなか解消できないママのうっ憤を聞いてあげることは、とても大事なんだそうです。ママにとっては、解決策を導いてもらうというよりもむしろ、「とにかく愚痴に付き合ってもらう」ことが喜ばれるようです。
二人目の時は私も気を付けようと思います。
ママとパパの育児方法の違いと対処法
ママとパパの二人で育児をこなす中で、必ずやり方の違いや意見の衝突があると思います。疲労とストレスがピークを迎える中、二人の食い違いの正解を見つけることも不可能です。
そんな時、私は私なりにできるだけ客観的に、冷静に意見を言った上で、あとは全てママのやり方に合わせました。私の良いと思う考えややり方と違っても、ママのやり方に従いました。
結局のところ、よっぽどのことがない限り危険な事態には陥りませんし、それはそれでいいのだと思います。少し時間がたって落ち着いたときに解決することもできます。
ただ、あまりにパパの意見を無視しすぎると、パパは疎外感に苛まれてしまうこともあります。私も、「じゃぁもう全部ママがやって」と思ってしまったことがないわけではありません。この辺はバランスが難しいですね・・・・。
そんなこんなで、月齢5カ月の頃には、ママとヒメは実家を離れて自宅に戻ってきました。今日はママの実家への通い育児のお話でした。