乳腺炎の救世主「ゴボウシ」。二人目の出産直後から乳腺炎で苦しめられていたうちのママは、数々の乳腺炎対策の中でゴボウシが一番効果がありました。そのゴボウシの特徴や使い方について解説します。 |
こんにちは、理系パパです。
先日、乳腺炎に苦しめられていた理系パパの奥さんが、なんとかその苦しみから脱出した方法を書きました。(参考:パパから見たママの乳腺炎のつらさ~症状や治し方の実体験をママに代わってまとめます~)
その中で、特にママに効果があった方法としてゴボウシ(牛蒡子)をあげました。
今回は、乳腺炎に苦しむママさんの中で、これからゴボウシにチャレンジされる方のために、ゴボウシの入れ方、煎じ方をまとめます。
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1 そもそもゴボウシって何?効果は?
ゴボウシ(牛蒡子)とは、フツーに食卓にも上がる「ごぼう」の種のことです。
医療用医薬品(第2類医薬品)として指定されていて、薬局やネット通販で入手可能です。(薬局の場合は店に置いていない場合は取り寄せてもらうことができるはずです。)
この薬のテクスチャー、まさに種そのものです!草むらに埋めればごぼうが生えてくるんじゃないかというくらい、ありのままの種の形をしています。大きさは5ミリくらいの黒いツブで、袋にぎっしりつまっています。
ゴボウシの効果
主な薬効は、
・のどの痛み、咳、痰、発熱
・湿疹や皮膚疾患
・血糖降下作用
・血管拡張作用
・利尿作用
・便通改善
・子宮収縮
・抗炎症作用
と、けっこう広い範囲をカバーするお薬です。調合漢方薬としても用いられているようです。
うちのママは数日続けて服用したところ、ゴリゴリになった詰まりと炎症・痛みが少しずつ弱くなりました。さすがにゴボウシで白斑までは取れませんでしたが、助産院マッサージと合わせて2週間ほどで症状が完全になくなりました。
ゴボウシの服用方法
乳腺炎に対する服用方法としては、1回10g~20g程度、600ccの水でお鍋で約30分煮詰めたものを1日3回に分けて食前に服用します。
ゴボウシの味
ゴボウシ、乳腺炎に苦しむママにオススメはしたいのですが、実はネックなのが味。茶色く濁った液体は、お茶とは言い難い痛烈なにがみが口中に広がる最悪の味なのです(笑)
理系パパもママと一緒に飲んでみましたが、
はっきり言ってものすごくマズいです・・・
それでも、乳腺炎で精神的にも弱っていたママは何でも試そうということで数日続けました。すると、まさに良薬は口に苦しでしょうか、無事、症状が治まっていきました。
人によっては、苦すぎて続けられないこともあるようですが、うちのママは次第に慣れてきたのと、乳腺炎を治してくれた特効薬ということで、抹茶でも飲むかのような感じで、ありがたく飲むようになりました。
2 ゴボウシの作り方(煎じ方)
それではゴボウシの詳しい作り方をご紹介します。
まず10gの計量。これくらいの量です。うちのママは一刻も早く治したかったので、2日目から倍の20gを煎じていました。
ゴボウシを鍋に入れて水600cc(600g)を入れます。煎じたあとの準備(茶こしと保存用容器)もしておきます。
鍋でグツグツと約30分、弱火で煮込みます。水の量が半分の300ccになればOKです。
※300ccになったかどうかわかりにくいと思います。うちでは600ccと300ccの水位をメモした割り箸を鍋にズボっと立てて確認していました。イチイチちゃんと計量しなくてもだいたいでOKです。
※煮はじめる時は、冷たい水じゃなくてティファールの湯沸かし器であらかじめ沸騰させたお湯で煮ることで時短していました。
泥のような色・・・・においは・・・・土のにおいとでもいいましょうか(笑)
300ccできあがっているので、これを100ccずつ1日3回に分けて飲みます。飲めるかな?(笑)
3 まとめ
何度も言いますが、超絶苦くてマズいです!
ただ、うちのママがいろんな方法を試して、ようやく快方に向かったのがゴボウシです。ゴボウシで状態を改善したあとは、たんぽぽ茶などでその状態を維持しています。
乳腺炎はママのカラダを肉体的に苦しめるのと同時に、精神的にも相当苦しめるようです。パパはその苦しみ横で見ることしかできないのですが、ママは24時間おっぱいの問題に振り回されている感じでした。
それを救ってくれたゴボウシ、ぜひ乳腺炎で悩むママはチャレンジしてみてください。
以上、今回はゴボウシについてまとめてみました。最後まで読んでいただきありがとうございました。