2014年10月、リケパパにとって第1子『ヒメ』が誕生しました。予定日より2週間ほど早く、そんなに小さすぎるということはないものの、低体重児として生まれました。楽しくもあり、辛くもある育児生活がここからスタートしました。
ここでは、ママが入院中の期間の、
- 出産直後の授乳の様子
- 新生児の黄疸とその原因
- 出産直後のパパの子育て
について振り返ってみます。
(マタニティ期の記録や出産の経過については、今後アップしようと思います)
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出産直後の授乳
誕生の記録
● 体重:2,400g
● 身長:44cm
産まれてすぐの授乳に関しては、体が小さくてうまく授乳できない(吸えない)状況だったため、哺乳瓶でのミルクとなりました。ママのおっぱいがすぐに出なかったというのもあります。
ちなみに、おっぱいがなかなか出なくて、母乳だけで育てたいママの大きなストレスになってしまう例もあるようです。産院の方によると、入院している間に出ない人も多いらしく、こればかりは個人差のある生理的なものでどうしようもないことなので、悩みすぎずに安心してミルクを飲ませてほしいとのことでした。
参考までに、私が赤ちゃんだった頃は、母親の体調が思わしくなく、結局母乳は一切飲まずにミルクだけで育ったようです。当たり前ですが、成長しきった今、何も問題ありません^^
ヒメの場合は、無事、ママ入院中に初乳が出るようになり、途中から搾乳した母乳による哺乳瓶での授乳に移行しました。(そして、これが今後のママの最大の重労働になっていきます・・・)
新生児の黄疸
「ちょっと黄疸が出てますね~」
生後3日目くらいだったかな?産院の看護師さんから言われました。黄疸と聞くと極めて重篤な、生死に関わる症状のように感じられてしまったのですが、これは「新生児黄疸」と言って、赤ちゃんにとっての生理現象の1つのようです。進行すると重篤化することも稀にあるようですが、生理現象レベルで、治療なしで治まって行くことが大半らしいです。
黄疸の原因
当たり前ですが、赤ちゃんがママのお腹にいる期間は口(肺)で呼吸をしていません。生きるために必要な酸素や養分、老廃物などを胎盤によってママの血液と胎児の血液が毛細血管を通してママと交換することで赤ちゃんは生きています。(ちなみに胎盤の「ママ側」と「赤ちゃん側」で血管同士は混ざり合っていません。だからママと血液型が違っても大丈夫なんです。)
この酸素の交換は口(肺)による呼吸よりも効率が悪く、それを補うため、赤ちゃんは血液の中で酸素を運んでくれる「赤血球」をたくさん作ります。新生児が「赤ちゃん」と呼ばれる理由は、この赤血球の割合が大人よりも多くて赤く見えるかららしいです!
で、生まれた後は無事、肺で呼吸しますから、不必要に多い赤血球を自分で分解します。そしてその分解物が黄疸の原因(ビリルビン、黄色い)となるのです。
あまりに症状がひどいと脳に障害が起きたりするとのことですが、ある程度以上の値となったら、光による治療器に入れられます(光線療法)。これは、紫外線を皮膚に当てることで血液の中の黄疸原因物質の分解を進めるもので、紫外線と言っても新生児用に、カラダに害の少ないものを利用しているようです。ヒメは無事、光線療法まで行かず、問題ないレベルで収束して行きました。
出産直後のパパの子育て
ママ入院中の期間は子育てと言えるほどの事はできませんでした。小さい小さい新しい命をナデナデしながら、市が主催する新米パパママ講習で習った、ぎこちない抱っこと哺乳瓶による授乳だけです。これがリケパパの子育ての第1歩となりました。